10 全ての記憶系科目に通ずる勉強のすすめ

全ての記憶系科目に通ずる勉強のすすめ
ここまで、生物の勉強について特化して、勉強のすすめをお伝えしてきました。この項では、さらに広く、生物のような記憶系の科目全般に通じる勉強の方法をお伝えしていこうと思います。
1 復習をしよう!
エビングハウスの忘却曲線というのをご存知でしょうか。一度学んだ勉強は、短期記憶というものに保存されます。短期記憶というのはその名の通りわずかな間しか記憶していません。一度勉強しただけでは、1カ月後には80%以上を忘れてしまうのです。この短期記憶を長期記憶に移行させる上で重要なのが、反復です。勉強のやり方としてはこうです。50分勉強10分休憩とするとして、勉強時間の50分のうち、初めの40分を普通に科目の勉強に当て、のこりの10分をその前の50分の勉強時間でやったことを復習してみます。そして、その日の終わりに、日記帳などに今日の勉強したところを書きながら、今日何をやったかなあと思いだしてみます。そして、月末の土日を利用して、その一カ月やった勉強の総復習をします。こうすることで、勉強したことはほぼ100%定着します。人間は忘れる生き物ですから、忘れないように勉強することが大事です。
2 音読をしよう!
記憶を定着させるのに最も重要なのは、五感をフルに使用することである。五感というのは視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚ですが、勉強にやるにあたって重要なのは視覚、聴覚、触覚です。やり方としては、たとえば「ミトコンドリア」という単語を覚えるとしては、ミトコンドリアと書きながら「○○の働きをするミトコンドリア、動物にしかないミトコンドリア」とぶつぶつつぶやきます。ミトコンドリアという紙に書かれた単語が視覚、自分のしゃべった言葉を聴く聴覚、鉛筆で単語を書く感覚の触覚。これら三つが合わさると、確実に覚えることが出来るようになります。このようにして、覚えて行くととても簡単です。しかし、この勉強は両親などから心配されてしまうので、ちゃんと理屈を説明してからやる方が無難だと思われます。
3 教えよう!&教えてもらおう!
出来事と一緒に覚えたことはとてもよく記憶に残るものです。友達と一緒に勉強をしてみましょう。友達のわからない所を教えて、自分のわからない所を友達に教えてもらうのです。そうすると、教えているうちに友達が変なコメントをしたり、自分が変なコメントを言ったりすることがあります。そうすると、その時覚えた事柄は「教室でAと勉強会やった時にやったことだ!あいつ変なこと言ってたなあ。」などという感情と共に思い出されます。あまりやり過ぎるのは勉強の効率としては良くないですが、友達と勉強をしていて記憶に強く残ることはたまにあるので、息抜きとしてそういう勉強をしてみてもよいでしょう。

終わりに
生物という科目をとっている生徒の皆さんの中には、たくさんの人がいる事でしょう。文系でセンター試験だけ必要な人、理系で記述試験まで必要な人。しかし、この生物という科目は、人間の神秘、生命の神秘がたくさん詰まっているのです。記憶するうえで大切な、そのことが好きであるということ。人間を、人間の仕組みを、そして生命を好きであることによって、より深く理解でき、良い点数がとれるようになります。人の生きるゆえんを、この生物という教科から学んでみてはどうでしょうか。

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