2 センター試験理科の特徴

センター試験理科の特徴

 センター試験理科の特徴は、解き方がほとんど決まっているということです。

 先ほど二次試験の話をしましたが、二次試験では、かなりひねった問題が出題されることもあり、決まった解き方を覚えることも重要であるものの、それだけでは解けないような問題が出題されることもありますし、決まった解き方の数もセンター試験に比べて非常に多くなっています。

 ところが、センター試験に関して言えば、過去問を繰り返しやっていくうちに分かるとは思いますが、解き方は決まっています。

 そういった決まった解法を見極めて、それを覚えることが出来れば、センター試験では思ったよりも簡単に高得点を取ることが出来ます。

 ここで大事なことは、決まった解き方というくらいですから、最初から最後まで、しっかりと意味を理解することが出来なかったとしても、なんとかなるということなのです。

 もちろん理解することにこしたことは無いのですが、それでもなんとかなるということを肝に銘じておいてください。

 このことは、センター試験の演習を行っているときにも重要なことです。

 センター試験の演習を行っている際に、計算が必要な問題がわからなかったとしましょう。

 そんなときはすぐに解答・解説集を確認してください。 解答・解説集を確認して、もう一度解いてみて、答えを導くことが出来たのならば、それでいいのです。  内容を完全に把握している必要はないのです。

 解答を見れば自分で答えを導けることが重要で、後は、それを繰り返し演習して、その解き方を自分のものにしてください。

 そしてその決まった解き方を会得することが出来たのなら、実はセンター試験の理科は時間との戦いになります。

 解き方がわかったのなら後は計算するだけですが、この計算も、工夫してやらないと、思わぬ時間を食ってしまうことがあります。

 実はセンター試験の理科の解答は、数学のように、数値を入れる形式ではありません。

 マークシート形式に変わりはありませんが、数値をマークするのではなく、選択肢の中から答えを選ぶことができるようになっているのです。

 これは、センター理科においては計算問題で答えを導く際に近似を用いてよいことを意味しています。

 例えば4.97×9.8でしたら、計算は大変ですが、これを、5×10と近似したらどうでしょう。

 これなら答えは50となります。

 計算間違いのしようがないですね。

 この時、選択肢が「①4.87 ②9.76 ③48.7 ④97.6」となっていれば迷うことなく③を選ぶことができますね。

 このように選択肢は近似値でも十分に選択できるようになっています。

 センター試験の理科で聞きたいことは、4.97×9.8のような細かい計算の部分ではなく、計算過程で2倍したり3倍したりしなければならないという知識を知っているのかを聞いているのです。

 ですから、近似して計算することは曖昧に答えを出しているわけではなく、出題者の意図を汲み取っていることともいえますので、計算間違いを犯さないようにしっかりと近似を行ってください。

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