センター試験 社会 勉強法
まず、あなたの選択している社会の科目は何でしょうか。
地理、世界史、日本史、現代社会、政治経済、倫理のいずれかであると思います。
ただ、ここで一度よく考えてみてください。
もちろんセンター試験までもう時間がないという人や、すでに80〜90点を取れるような人は別ですが、まだ時間に余裕のある人や、センター試験の成績がなかなか上がっていない人は、あなたの選択した科目が、最も効率が良いものかどうかをもう一度考えてみてください。
特に、地理、世界史、日本史に関してですが、これらの教科はしっかりと勉強すればかなりの高得点を得ることが出来ますが、それはしっかり勉強ができた場合であり、覚える量は、公民の教科に比べると、非常に多いものになっています。
それに対して、現代社会、政治経済、倫理の分野では地歴の教科と比べれば、覚える分量はかなり少ないものになっています。
この点を考えると、文系受験生で、二次試験の科目を地歴で受ける生徒は別ですが、理系の生徒で、地歴公民の中で、一教科を選択しなければならない生徒は、公民の科目を選択することをおすすめします。
地歴の教科で高得点を取るためには、かなりの時間の勉強を費やさなければなりませんが、理系の生徒に問って、センター試験だけのための社会の教科に勉強時間の大部分を割くことは効率的ではありません。
歴史や地理を学ぶことは日本人として非常に大事なことだという考え方もあります。
しかし、皆さんは日本人である前に、一受験生なのです。
非常に現実主義的な言い方かもしれませんが、その現実から目を背けるわけにはいかないのもまた事実なのです。
ですので、センター試験当日までに少しでも合計点を上げるには何をするべきなのか、もっと言えば何の優先順位が高いのかということを自分で考えて、それを行動に移していかなければなりません。
一般的には地理や歴史などの社会に多く時間をかけるよりもよりも、他の英数国の主要三教科や、二次試験で必要となる理科に勉強時間を割いた方が非常に効率的になる場合が多いでしょう。
もしも歴史が勉強したいのであれば、それは大学に合格してからでも遅くはないはずです。
今、あなたがやっている勉強は大学に合格するためのものです。 大学に合格することをまず最初の目標として、勉強をおこなっていってください。
さて、自分の選択する教科をよく考えて、納得することが出来たら、後はその教科を集中して勉強していきましょう。
ここで大事になるのは、どれだけ効率よく知識を暗記していくかということになります。
特に地理歴史公民は、他の教科に比べると、単純な暗記ですむという部分が多くあります。
大事なことは、この単純に暗記したことを試験当日までしっかりと覚えているかということです。
その日に覚えていても、試験当日に問題を見た際に思い出すことが出来なければ意味がありません。
繰り返しますが、求められているのは試験当日に思い出すことのできる記憶であって、その日に思い出せないようであれば、その記憶にあてた勉強の時間は「全くの」無駄だと言えます。
短期間で忘れてしまって試験当日には思い出せないような記憶ならば、勉強せずに他の教科にその時間を当てた方がましとなってしまうので、何よりも重要視されるべき「効率」のことを考えると、一度勉強して覚えた内容は、確実に、試験日に思い出せるようにするべきです。
そのためには絶対に復習が必要となります。
大多数の人間は一度だけの学習でその内容をずっと覚えておくことはできません。
これはまぎれもない事実です。
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