2 化学

化学の分野は大きく理論化学、無機化学、有機化学の部分に分けられます。
この中で、理論化学は計算の部分が大きいですが、他の部分は暗記が多く、勉強をすればどんどん成績が向上していきます。
そして、暗記の部分は、絶対に覚えなければならないことは表のような形になっていることが多く、また、順番も覚えなければならないことが多いので、語呂合わせが有効です。
自分で納得のいく語呂合わせはしっかりとそれを覚え、覚えるのが難しかったり、覚え無ければならない部分に語呂合わせが無いようなときには自分で語呂合わせを作ってしまいましょう。
このとき、ゼロから作るのは慣れないと難しいですが、覚えにくい語呂合わせを自分で少し変えて覚えやすい形にすれば、かなり頭に入るようになります。
自分で考えた語呂合わせが、他人が作ったものよりも格段に覚えやすいということはあきらかでしょう。そういう風に効率よく学習していくことが、時に非常に効果的なのです。

マニアックになりすぎない
 化学という学問はもちろん深く勉強すれば終わりがありません。
ですから、学校の先生の中には、大学でしか学ばないような内容も、ここを覚えておけば理解に役立つからなどと、教える人もいます。
ですが、得点するために大事なのは、そういった部分まで欲張って学ぼうとすることではなく、大学入試に必要な、最低限の基本的な事項を優先してしっかりとこなすことになります。
ですから、そういったマニアックな部分にまで入りすぎないように気をつけましょう。
そんな知識が必要になるのは化学科に行く人くらいなものです。
あなたの第一の目的が学ぶこと自体ではなく、志望校に入学することなのであれば、必要な知識を取捨選択して、効率よく学習していくべきです。
入学試験までに残された時間のうち勉強に当てられる時間は限られているのですから、不必要な知識は思いきって捨ててしまってください。

基礎
 先ほどもいいましたが、大事なことは基礎的なことをしっかりとこなすことです。
それには、自分にあった問題集を見つけて、それを確実に解くことも重要です。
先ほど言ったような、大学のレベルを超えるような問題集をやることは、大学入試合格においては全く意味がありません。
なぜ、その問題集、参考書が必要なのかを考えて、問題を解いていきましょう。特に、基礎、標準、頻出の問題がしっかりと乗っていることが重要になります。

理論化学
 理論化学で一番大事なことは計算ミスを絶対にしないことです。
自分は心配ないと思っている人でも、そういったミスをすることがありますから、気をつけなければなりません。
 例えば、単純な足し算でも、本番の試験では緊張状態が違いますから、そんなときもミスをするかもしれません。
模試で一つでも計算ミスをしているようならば気をつけなければなりません。
計算ミスもそうですが、あなたは自分の字が汚すぎて計算間違いをしたことは無いでしょうか。
例えば1と7、6と0などは、たまに間違える方がいます。
こういったミスでも、一回それをしてしまうと、後の問題に響きます。
せっかく1問解けたはずが、残りの3問まですべて間違えるという結果になってしまうかもしれません。
ですから、そういった部分には注意をしてください。
とくに、計算の式を書いている部分と、筆算などを行う単純な計算部分は必ず分けるようにしましょう。
その部分が混じってしまうと、思わぬミスをするといった結果につながります。

 また、化学では単位変換が多く出てきます。
この部分で計算間違いをすることもありますから、絶対に間違いを犯さないように気をつけなければなりません。
もしも間違えたことがあるのなら、単位変換の基礎を勉強しましょう。これは一度覚えてしまえば、間違うこともぐっと減るでしょう。

無機化学
 無機化学はほとんどが単純な暗記になります。
試薬の名前を覚えたり、色を覚えたりと、化学の苦手な人にとっては非常に苦しい分野かもしれませんが、この部分も、語呂合わせを使うとよいでしょう。
単純に覚えるだけの範囲なのですから、割り切って暗記に徹してください。
特に化学の分野では、基礎、標準、頻出の問題を解ければ、ほとんどのテストで、かなりの高得点を取ることが出来ます。
大学受験レベルを超えるような難しい知識はいらないのです。
また、化学の分野では、ごく稀に、化学に力を入れている大学がたまに出すといった超高校レベルの問題が出題されることがあります。
ただしこれは、あなただけではなく、ほとんどの受験生が解くこととは出来ません。
解けるのは本当に化学マニアの生徒で、解けたとしても、合格するとは限りません。
ですから、このような著しく難しい問題を解けるようにすることは合格への近道とは言えません。
そのような問題を解けるようにする時間を他の勉強に費やした方がよっぽど合格に近付けるでしょう。
ですから、化学に関してはとにかく覚えることです。
そして、覚える必要の無い部分を省けば、無機化学の分野も、もちろん範囲がありますから、そこまでを完璧にこなすことの方が大事なのです。
 ここで、重要なのは、参考書や教科書で、もちろん語呂合わせなども含めながら暗記をしたときは、すぐに問題を解くことです。
ここで問題を解くまでに時間が空いてしまっては、意味がありません。
暗記したら、それがどのような形で出題されるかを理解しなければなりません。
そのためには問題を解きましょう。
このように暗記してからすぐにその分野の問題演習を行うことで、その内容を忘れる前に復習を行えるという効果もあります。
復習は、完全に忘れてしまってからやっても効果が薄いですから、このように必ず、忘れてしまう前のタイミングで行うようにしてください。
問題を解いて分からないところがあったら、そこは自分が覚えていない部分ですから、その部分をきちんと覚えることが重要です。
わからない部分があったら、すぐに確認をしましょう。
このときは解説を読んで、理解して、もう一度解いて問題を解ければよいですし、もしそこで解説を読んでもさっぱり分からないようなときには、このときに参考書で復習をしましょう。
この方法で1つずつ分からない分野を潰していけば、いずれ化学の成績が上がってくるのも時間の問題となるでしょう。

有機化学
 この部分も無機化学と同様にほとんどが暗記の分野です。
少し有機化学の方が理解しなければならない部分、計算を含む部分が多いですが、基本的には暗記です。
そのためには先ほども言いましたが、語呂合わせを有効に使っていきましょう。
語呂合わせを自分で作ったりして、有効に使えれば、かなり暗記にかける時間を減らすことができます。
そうして、知識を頭の中に入れることが出来たら、それをアウトプットしましょう。
これも無機化学の部分と同じになりますが、有機化学のときは、理解しないと解けない部分が多くなります。
そういった部分を重点的に理解していくことが重要となりますので、しっかりとその部分を参考書などで復習していきましょう。

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